中山間地域とは

宮崎県における中山間地域の定義

一般的に、農作物を作るまとまった土地や人口が少ない山間部や離島、または都市部や平地に比較的近くても人口が少なく農作物を作る土地が狭い地域で、地理的な条件や生産・経済的条件が不利な地域のことを中山間地域といいます。

宮崎県中山間地域振興条例及びその規則で、地域振興5法(過疎法・離島振興法・山村振興法・半島振興法・特定農山村法)で指定された地域と農林統計の中間・山間農業地域が中山間地域であると定義されています。

宮崎県の地図宮崎県土の大きな部分を占める中山間地域は、森林の整備や農業生産活動等を通じた県土の保全、水源の涵養、食料の供給機能など、県民の生活を守る重要な役割を果たしています。また、個人の価値観が「物の豊かさ」から「心の豊かさ」の重視へと変化する中で、豊かな自然環境や伝統文化を有する中山間地域は、都市住民に癒しの場を提供するなど、多面的な機能を有しています。

このような、豊かな自然や神話・伝承などの歴史文化、安全で安心な農林水産物など、本件の中山間地域が有する多くの地域資源は、全国に誇るべき財産であり、県民全体の宝物であります。

一方で、中山間地域は、過疎化・高齢化の進行や担い手の減少、耕作放棄地の増加等により、地域活力や多面的機能の低下が懸念されており、特に山間部の小規模集落においては維持・存続が危ぶまれる集落も見受けられるなど、中山間地域を取り巻く環境は大変厳しいものとなっています。