支援実績

(有)セルグッズ(宮崎市)

直売所の様子 中山間地の農家と宮崎市の直売所とのマッチング。

 青島地域の一次産品(野菜、果物)等の直売所を運営されている(有)セルグッズより、夏場の野菜が域内だけでは生産量が追い付かず、特に葉物野菜は商品数がかなり減ってしまうことから、売り場の多様性がなくなり、集客にも影響があるため改善策について相談がありました。

 中山間地域産業振興センターでは五ヶ瀬町の農家と商品開発を行うなか、販路についても支援しており、両者をマッチングしました。

 また、特産センターごかせなども交え取引を行いました。

えびの市鹿協会(えびの市)

えびの鹿肉ジャーキー えびの市鹿協会では、これまで主として地域で狩猟した鹿の皮を加工し販売し、肉については、加工をせずにそのまま冷凍肉として販売しておりましたが、冷凍ヤケや購入後の調理の手間がかかるなどの理由により売上が伸び悩んでおりました。

 付加価値の上乗せや、保存性の確保、手軽に食べられることによる顧客の選択肢を増やすため、加工品を考えているとの相談があり訪問しました。

 結果、ジャーキーを開発することとし、食味、フレーバーなどについてともに検討し、味については宮崎のお土産品であることからゆずこしょう味に決定しました。

 その後、商品化に向けパッケージデザインと商標登録を行うためにデザイナーと発明協会相談員との連携のもと開発を行いました。

笛水地区活性化委員会(都城市)

 既存の直売所で製粉機械を導入し非常に栄養価の高い野菜である「モリンガ」の粉末を販売されていますが、売上が伸び悩んでいるとの相談がありました。

 馴染みの無い食材であることや、その特徴について購入者への説明が難しいため実際に食べていただく事を提案しフードビジネスステーション連携のもと新商品開発を行いました。

 郷土料理であるガネに粉末モリンガを練り込み、地域の農産物のみを使ったオール笛水食材のそば定食を開発することができました。

町家カフェ もちなが邸(都城市)

 都城市庄内地区の古民家を改装した「町家カフェ もちなが邸」から、販売力を向上し地域交流拠点にしたいと相談がありました。

 センターでは地域の特産品を生かした新商品の開発及び、現施設を改修するための資金の調達について検討しました。

 相談者の本業(蕎麦屋)を生かし、地元の豚肉や野菜を使用した「そばガレット」の開発を支援しました。

 資金調達については、クラウドファンディングを提案し活用、資金調達に成功しました。

 新たに土蔵カフェをオープンしました。

大前竹細工店(西都市)

大きな竹かご 機構 産業振興課と連携し支援した案件です。大阪府の勢山竹材店から、大きな竹かごを製作できる職人を探してほしいとの依頼があり、西都市の伝統工芸士である大前利紘氏を紹介しました。

 発注はJRで業者が使用する竹かごです。随分以前には同様の製品を使用していましたが、やがてプラスチック製品に入れ替えが進み竹製品を使用しなくなってしまいました。

 しかし、プラスチック製品は竹製品に比べ衝撃に弱く、割れ欠けが発生します。また、竹製品であれば修繕を行えば長年使えるのに対してプラスチック籠は割れれば補修はきかず廃棄・交換するしかなく、竹製品を見直す動きとなりました。

 当該製品は他にはない大変大きな製品で、竹を折らずに180度曲げるなどの特別な技術を要するため、大阪府内外では作成可能な職人がいませんでしたが、我々が紹介した大前氏の技術により製品化され、取引が始まりました。

黒木竜太氏×Otto-Otto×NPO法人日向市手をつなぐ育成会(美郷町)

いらかぶのピザ 美郷町立石地区の「いらかぶ」は、この地区でしか栽培されていないアブラナ科の野菜で成長が早く手がかからないのが特徴です。しかし当地区3件の農家が栽培しているのみで、高齢化等により栽培を終了するとのことであり、このまま廃れてしまう可能性がありました。

 そこでセンターと繋がりがあった美郷町の若手金柑農家(黒木竜太 氏)に栽培を依頼し、宮崎県薬草・地域作物センターから技術指導等をうけ、種をまいたところ順調に生育していきました。これを地元レストランにピザ具材としての利用を提案したところ、新商品としてレシピ化されました。また、種まきや収穫などについては東郷町の障がい者支援をしているNPO法人と協働で行っており、今後の収益事業として、漬物などの加工品としての販売に向け研究中です。

NPO法人 郷の息吹(美郷町)

郷の息吹 機構 産業振興課・宮崎県発明協会と連携し対応。

 地域の厄介者である放置竹林を活用し、竹灯籠などを制作し地域の祭りなどで活用し、コミュニティビジネスとして商品化も模索中。

 今回は大阪府 勢山竹材店からの取引依頼によりNPO法人 郷の息吹を紹介。十日戎に使用する笹の枝の取引開始。さらに今後も七夕での納品や竹の工芸品などのマッチングを予定。

緑茶用の茶葉を加工した紅茶づくり(高原町)

高原産紅茶「ゆるり」パッケージ 高原町では、特産の茶葉生産が、緑茶の消費低迷や新燃岳の噴火等により厳しい状況に置かれています。この状況を打破するため、新たな特産品とすべく、町をあげて「緑茶用茶葉を使った紅茶づくり」に取り組みました。当センターでは、この紅茶づくりについて、主に販売戦略面で支援をさせていただきました。

 高原産紅茶「ゆるり」(右写真)は、役場と町の茶業部会が一体となり、財団コーディネーターが紹介したデザイナーと綿密な打ち合わせを行い、このパッケージが出来上がりました。

 「ゆるり」は、ストレートでもほんのりとした甘さが特徴で飲みやすいと好評です。ぜひ一度ご賞味ください。