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Mi-COE013−ラビットアイブルーベリー葉    ← 012  014 →
肝がん発症・進展抑制効果
宮崎大学 財団法人宮崎県産業支援財団 宮崎県食品開発センター
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 雲海酒造株式会社
 本研究では、がん発症を予防する高機能性食品の開発を目指しています。多くの県内農作物を肝がん細胞にかけ、がん細胞の増殖抑制を調べたところ、ラビットアイブルーベリーの葉に非常に強い活性が見られました。
 また、肝がんを発症させたラットにラビットアイブルーベリーの葉を摂食させたところ、前癌病変の大きさが抑制されることがわかり、肝がん発症・進展抑制作用があることが示唆されました。
  また、血清アラニントランスアミナーゼ(ALT)値が減少したことから、肝臓保護作用があることが示唆されました。
特徴
<実験方法>
細胞株:HLE
供試サンプル:各農作物80%エタノール抽出
培養時間:48時間
がん細胞増殖抑制活性が高いと言われている他の食品と比較しても、特に活性が高いことがわかった。

<実験方法>
Wistar rat,♂(6週齢購入,5日間予備飼育)
■コントロール食群(n=15)
■ラビットアイブルーベリー葉3%摂食群(n=12)
 (AIN-76組成に準じて調製)
 摂食開始1週間後,
 200mg/kg BW DENA(diethylnitrosamine) ip.
 さらに1週間後から0.05%PB(phenobarbital)の
 飲水開始.
ブルーベリー葉摂食群において前癌病変の大きさが小さい傾向があることから、発がんにおけるプロモーション段階を抑制していることが示唆された。
 
応用分野・今後の展開
 肝機能の状態を表す指標であるALTの値が低下していることから、ブルーベリー葉に肝臓保護機能があることも示唆された。
研究者から
 「肝臓保護剤、肝がん発症抑制剤及びそれらの医薬組成物」として、特許出願しました。
 今後は、これらの効果のメカニズム、活性成
分の同定を行う予定です。また、肝臓保護作用が示唆されたことから、様々な肝疾患予防に貢献することが期待されます。
(宮崎県産業支援財団 研究員 湯地久美子)
連絡先 宮崎県産業支援財団結集型研究推進室 小玉・森下 
TEL : 0985-74-4011  E-mail : info@mi-create.jp