不用品回収の基礎知識
浦安市は、環境保護とリサイクル推進のため、不用品や大型ゴミの適切な処分方法に力を入れています。市民が安心して不用品を処分できるよう、詳しいガイドラインや手続きを提供しています。
浦安市では、大型ゴミの定義として、一辺の長さが50センチメートル以上200センチメートル以下のものや、幅×高さ×奥行きが2万立方センチメートルを超えるものを指します。しかし、200センチメートルを超えるものは、クリーンセンターでの処理が難しいため注意が必要です。
市民は、大型ゴミを出す際に、粗大ごみ受付センターに電話で申し込む方法と、インターネットでの申し込み方法の2つから選べます。申し込み後、指定された収集日にゴミを出すことで、適切に処理されます。
この記事を読んで分かること
- 浦安市の粗大ごみ基準と申込みの基本（電話／ネット・出し方）
- クリーンセンター持込の手順と料金（10kgごと220円）
- 市で収集不可の品目と対応先（家電・PC・バイク・処理困難物）
- 家電リサイクル4品目の処分ルート（販売店／受付センター／指定引取／回収業者）
- 業者利用時の注意点（許可・見積・口コミ確認）
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浦安市で粗大ごみを処分する方法
浦安市では粗大ごみの処理に関して、以下の3つの方法が用意されています。用途や量に合わせて適切な手段を選択しましょう。
収集を予約する
電話またはインターネットで予約し、自宅の指定場所（戸外）まで出す戸別収集が利用できます。
粗大ごみの受付
- 申込先：粗大ごみ受付センター（電話 047‑305‑4000／月～金 9:00〜17:00）
- 予約方法：電話、ネット申込
- 申込制限：1回につき最大5点、次の申し込みは7日後以降
- 料金：処理券（1枚520円）を購入し、「収集日」「受付番号」を記入して貼付
- 出し方：当日午前8時までに、自宅前または集合住宅の指定集積所へ
室内からの搬出は原則不可（高齢者等は相談可）
直接持ち込む
クリーンセンターへ自分で持ち込みも可能です。
| 項目 |
詳細 |
| 受付場所 |
クリーンセンター |
| 所在地 |
浦安市千鳥15番地2
|
| 受付日時 |
月〜土 9:00〜11:00、13:00〜16:00（日・年末年始除く） |
| 事前予約 |
不要（搬入申請書（PDF）と身分証明書を持参） |
| 料金 |
10kgごとに220円（税込） |
搬入は自家用車などで施設に持ち込み、計量ならびに申請書記入が必要です。
不用品回収を利用する
クリーンセンターの搬入が困難、または自宅内での搬出希望の場合、許可済みの不用品回収業者が便利です。
おすすめする理由
- 搬出作業や解体を含めて実施可能
- 一度に多量の粗大ごみに対応できる
- 市が許可した一般廃棄物収集運搬許可業者を選ぶ必要あり
- 料金や対応地域を比較し、実績・口コミを確認することが重要
即日回収が可能な業者も多く、すぐに処分できる点が最大のメリットです。
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浦安市で収集できない粗大ごみは？
浦安市では以下のような品目は浦安市による粗大ごみ収集や持ち込みの対象外となります。適切な処分方法を選びましょう。
| 品目カテゴリ |
具体例 |
処分方法 |
| 家電リサイクル法対象 |
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機 |
購入店か指定引取場所へ |
| PCリサイクル法対象 |
パソコン本体・ディスプレイ等 |
メーカー回収または宅配回収サービスへ |
| 自動二輪車 |
原付バイク含む |
専門業者や購入店に相談 |
| 処理困難物 |
消火器・ピアノ・土砂・タイヤ・バッテリー・耐火金庫など |
専門業者へ依頼 |
| 長さ200cm超 |
2mを超える家具等 |
解体して搬入するか民間業者へ依頼 |
| 事業系ごみ |
店舗・事務所のごみ |
産廃許可業者へ依頼 |
浦安市で家電リサイクル法対象製品を処分する方法
エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機といった家電リサイクル法対象製品は、浦安市では家庭ごみとして回収していません。そのため、法律に基づき正しい方法で処分する必要があります。ここでは、浦安市で利用できる4つの主な処分方法を紹介します。
市内の家電取扱店に相談する
もっとも一般的なのが、市内の家電取扱店へ相談する方法です。
購入した店舗や身近な家電量販店で引き取りを依頼でき、持ち込みまたは自宅からの収集を選べます。持ち込みの場合はリサイクル料金と運搬料金が必要で、収集を依頼する場合はさらに収集料金が加算されます。
費用はかかりますが、正規ルートで安心して処分できるのがメリットです。
廃家電受付センターに収集を依頼する
浦安市では「廃家電受付センター」を通じて収集を依頼することができます。電話で申し込みをすると、指定の業者が自宅まで引き取りに来てくれます。リサイクル料金と運搬料金に加え、収集運搬費がかかりますが、自分で持ち運ぶ手間がない点が魅力です。
受付時間が平日のみとなっているため、早めの予約がおすすめです。
指定引取場所へ持ち込む
費用を抑えたい場合には、指定引取場所へ直接持ち込む方法があります。
まず郵便局でリサイクル料金を支払い、「家電リサイクル券」を発行してもらいます。その後、券を添えて指定の引取場所へ家電を搬入すれば手続きが完了します。
収集費用が不要なため比較的安価に処分できますが、自分で運搬できる車や人手を確保する必要があります。
| 指定引取場所（会社名・営業所） |
電話番号 |
所在地 |
受付時間 |
休業日 |
| MDロジスフィールドサービス（株） 市川営業所 |
047-395-2549 |
市川市塩浜三丁目12 |
9:00〜11:30／13:00〜16:30
（夏季は一定期間延長あり） |
日曜・祝日・年末年始・夏季休暇・一部土曜 |
営業日カレンダー：家電リサイクル券センター掲載ページ
出典：浦安市「家電リサイクル法対象品目の出し方」
不用品回収業者に回収に来てもらう
市のルート以外では、不用品回収業者を利用する方法もあります。日程の融通が利き、運搬作業もすべて任せられるため利便性は高いですが、費用が割高になる場合があります。
また、無許可業者によるトラブルも報告されているため、必ず信頼できる業者を選ぶことが重要です。
見積もりを取り、家電リサイクル法に沿った処理を行っているか確認してから依頼しましょう。
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