不用品回収の基礎知識
横浜市青葉区で粗大ごみを処分したいとき、正しい方法を知っておくことでスムーズに対応できます。
市の収集サービスを利用する方法のほか、自己搬入やリサイクルショップへの売却、フリマアプリでの譲渡など、状況に応じた選択肢があります。
本記事では、青葉区で利用できる粗大ごみの処分方法をわかりやすく解説し、収集できない品目についてもあわせて紹介します。粗大ごみの処理に困っている方はぜひ参考にしてください。
横浜市青葉区の粗大ごみの処分方法

粗大ごみ収集を申し込む
横浜市青葉区では、家庭から出る粗大ごみを有料で収集してもらうことが可能です。処分には事前の申し込みが必要で、インターネットまたは電話で受付しています。
申し込み後、コンビニや郵便局などで「粗大ごみ処理券」を購入し、処分する品目に貼付して収集日に出してください。
- インターネットまたは電話で申し込み
- 処理手数料分の「粗大ごみ処理券」を購入
- 処理券を貼り、指定日に指定場所へ出す
※品目ごとの料金は市の公式サイトで確認できます。
自己搬入ヤードへ持ち込む
自分で運べる場合は、「持ち込みヤード」へ直接搬入することも可能です。
青葉区の場合、港北区にある「鶴見資源化センター」などの施設が利用できます。ただし、事前予約が必要で、収集と同じく処理手数料がかかります。
施設名 |
所在地 |
受付時間 |
休業日 |
事前申し込み |
鶴見資源化センター |
横浜市鶴見区末広町1‑15‑1(鶴見工場内) |
9:00~12:00、13:00~16:00 |
日曜・年末年始(12/31~1/3) |
必要 |
長坂谷ストックヤード |
横浜市緑区寺山町745‑45 |
9:00~12:00、13:00~16:00 |
日曜・年末年始(12/31~1/3) |
必要 |
神明台ストックヤード |
横浜市泉区池の谷3949‑1 |
9:00~12:00、13:00~16:00 |
日曜・年末年始(12/31~1/3) |
必要 ※入口道路工事中(2025/6/13~7/4) |
栄ストックヤード |
横浜市栄区上郷町1570‑1 |
9:00~12:00、13:00~16:00 |
日曜・年末年始(12/31~1/3) |
不要 (電子決済のみ) |
横浜市内のリサイクルショップで売却する
まだ使える家具や家電であれば、市内のリサイクルショップに買い取ってもらうのも一つの手です。
状態が良ければ、出張査定や無料引き取りを行っている店舗も多くあります。ただし、壊れているものや汚れや損傷がひどく再使用できないものはほかの方法で処分してください。
ジモティーで譲渡先を探す
地域密着型のフリマアプリ「ジモティー」を活用して、不要になった粗大ごみを譲渡する方法もあります。青葉区内の人に直接譲れるため、配送の手間が少なく済むのが魅力です。
譲渡先はすぐに見つけるわけではないので、譲渡先が見つかるまで保管スペースを確保しておくことをおすすめします。
不用品回収業者を利用する
引越しや大量処分など、手間をかけずに処分したい場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。料金はかかりますが、日時指定や搬出作業込みのサービスが多く、手軽に処分できます。
即日対応が可能な場合も多く、搬出作業をすべて任せられるので手間がほとんどかかりません。
横浜市青葉区で収集できないゴミは?

横浜市では、一部の品目について粗大ごみとして回収していません。該当するものは、別途専門の回収ルートや販売店の引き取りサービスを利用する必要があります。
家電リサイクル法対象製品
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどは「家電リサイクル法」に基づき、自治体では回収できません。購入店または指定引取場所への持ち込みが必要です。
対象製品
- テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
- エアコン
消火器やタイヤなどの処理困難物
以下の品目は処理が困難なため、専門業者による処理が必要です。
横浜市青葉区で収集できないゴミ
消火器
自動車用タイヤ・ホイール
耐火金庫
購入店舗や販売元に問い合わせてください。
パソコンやバッテリー
使用済みのパソコンやバッテリーも通常のごみ収集対象外です。パソコンについては「資源有効利用促進法」に基づき、メーカー回収が基本となります。
モバイルバッテリーなども収集できないゴミの一つです。回収ボックスへの投入による処分を検討してください。
執筆者